野良猫の餌やりに思う

久留米市初の猫カフェNha Con Meoのブログ。猫と出合って、触れ合って、幸せになれる猫カフェです。里親募集も。
2012/02/03(金)
 みなさん、こんにちは

 今日はちょっぴり重たいテーマです。

 Happyな記事がお好みの方、次回の「猫の魅力」までしばらくお待ちくださいね


 今日のテーマは野良猫の餌やり。


 皆さんは野良猫を見たとき、どう思いますか。

 「あら、嫌だ」

 「あら、可愛い」

 その子がお腹をすかせていて、「ニャーニャー」言ってあなたの後をついてきたら、どうしますか。

 「しっ、しっ、あっちへ行きなさい」

 「あら、可愛そう…あっ、そうだ。お弁当の残りがある」

 
 私はどちらがいいとも悪いとも答えることができません。
 
 ただ1つ言えるのは、今のままだと人も猫も不幸だということです。

 食べればもちろん糞をします。糞尿やその臭いはたくさんの人に迷惑をかけ、不愉快な思いをさせます。

 餌をやる人は、まるで犯罪者のように、かくれて餌やりをする事になります。

 猫は去勢避妊しなければ年に3~4回発情し、夜中に大声を出します。そして、かなりの高い確立で妊娠し、子供を産みます。その子供も早ければ半年で繁殖できるようになります。

 
 また、野良猫は交通事故や病気などで長生きはできません。飼い猫は15年以上生きることが多いのですが、野良猫の寿命は1年から3年だと言われています。


 野良猫の現実を知るために、自宅から車で30分ほどの公園へ行きました。ここは野良猫の多いところです。

 お知らせ
 半径50mぐらいの狭い範囲に同じお知らせが4枚ありました。


 駐車場に車を止めてたった10分ほどの間に、7匹の猫たちに会いました。みんな1歳前後の若い猫だと思われます。

 子猫の兄弟
 2匹の子猫が体を寄せ合って寒さをしのいでいました。今日は水道管が凍るほど冷え込んでいます。

 この子達は人馴れしていないようで、近づくと逃げてしまいました。


 
 次に会ったのは、とっても人懐っこいさびちゃんでした。 

さびちゃん
 私の姿を見ると「ニャーニャー」言いながら駆け寄ってきました。

 とても人馴れしていて、私にまとわりついて頭をスリスリしてきます。「ねえ、ご飯ちょうだい」と言っているようでした。

 
 すぐにもう1匹現れました。この子も人馴れしています。

 きじちゃん

 

 少し行くと、茶トラの子がうずくまっていました。この子は私を警戒しています。

 ちゃとらちゃん
  近づいたら逃げてしまいました。


 また少し行くと、泥の崖の窪みで寒さをしのいでいる子に会いました。

 白ちゃとらちゃん
 こんな窪みでも風よけになって少しは暖かいのでしょうか。

 
 みんなこの寒空の下、何とか生きています。虫やかえるなど、食べ物になるものもいないこの真冬。

 お地蔵さんの池
 お地蔵さんの池の水は凍っていました。 


 誰かが餌をやっているのでしょう。でなければ、この子達はみんな生きられません。

 そう思いながら、餌場を探してみましたが、それらしいところはありませんでした。

 私の想像ですが、人の出入りの多い昼間を避けて、人がいなくなる夜、ここへやってきては猫たちに餌をやっているのでしょう。

 

 みけちゃん
 ミケもいました。この子は少し人馴れしていました。


 車に戻ると、私の車の上に茶トラの猫が乗っていました。

 ちゃとらちゃんと私の車
 まだエンジンが暖かかったのでしょう。


 また猫たちが近寄ってきます。避妊や去勢は済んでいるのでしょうか。

 耳ピアス・耳カットなしのさびちゃん
 避妊済みのしるし、耳カットや耳ピアスはありません。

 さび猫…メスです。この子がまた子猫を産んだら…。


 車に乗っていた茶トラの子、皮膚病にかかっているようです。

 皮膚病のちゃとらちゃん 
 この子もメスでした…。 



 野良猫の問題を語るとき、多くの場合、餌やりをする人が責められます。

 確かに餌やりだけでは、状況は改善しません。

 
 「ノラ猫にエサを与えると、ネコを集めることになり、公園利用者や周辺住民に迷惑をかけます。責任を持って飼う意志がないのなら、エサをあげないでください」

 確かにその通りです。でも、給餌をやめてしまったら、この子達は次の春を迎えることはできません。

 この注意書きだけでは、餌やりを止めさせる事はできないと思います。「ノラ猫は飢え死にさせてください」と言っているようなものなのですから。

 
 全ての責任は、猫を捨てた人にあります。野良猫は山猫ではありません。誰かが捨てた「元飼い猫」やその子供達です。

 公園に捨てれば誰かが拾ってくれるだろうとか、自力で何とか生きていくだろうとか思うのでしょうか。あまりに無責任です。

 その尻拭いを誰かがしなくてはなりません。

 餌をやる人か、迷惑を被っている人か、命を奪われる猫か…。


 大切な事は、飼い猫の避妊・去勢手術と完全室内飼い。犬のように法律で定められている義務のない猫は、昔ながらの飼い方をしている人も多くいます。

 生まれたら川に捨てればいい、保健所に持って行けばいい。

 そんな飼い方をしている人は少なくないでしょう。


 野良猫に餌をやるなら、避妊・去勢手術と糞尿の始末が必要です。でも、手術には大変な金額が必要になります。

 全ての自治体が、佐賀市のように地域猫に対して理解を持ち、補助してくれることが理想です。


 「害獣(=野良猫)は駆除すべし」と、毒殺したり、虐待したり、保健所に持ち込むようなことは、あまりにも非人道的で、時代錯誤の考え方です。


 公園の猫たちに何もしてやれない自分が情けない。

 と同時に、地道な啓蒙活動の大切さを痛感しました。


 Nha Con Meo(ニャー コン メオ)は、楽しめる猫カフェであると同時に、人と猫の関係について情報を発信していける猫カフェでありたいと思います。
 
 

 
 
 

 
 
 
 
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この記事へのコメント:
マネージャーJ様

こんばんは。

動物愛護に目覚める前の数年間、私は俗に言う無責任な餌やりでした。

この記事で言われている通り、まるで犯罪者(不審者)のように隠れて餌やりをしていました。最初の一匹には色々と理由があったのですが、だんだん増えて最大で15匹くらいだったと思います。

お腹をすかせて可哀想、ただそれだけが理由で、餌やりの結果が不幸な子を増やしているなんて考えもしませんでした。

>確かにその通りです。でも、給餌をやめてしまったら、
>この子達は次の春を迎えることはできません。

この言葉が嬉しくてコメントさせて頂きました。

動物愛護系のサイトでの餌やりに対する言葉は、無責任や自己満足が多いので。

確かに無責任ではあると思います(なので、もう餌やりはやっていません)が、
絶対に自己満足ではありません。
2012/02/04(土) 05:14 | URL | ぐーパパ #-[ 編集]
 ぐーぱぱ 様

 コメントありがとうございます。

 ぐーぱぱさんもかつては餌やりさんだったんですね。お気持ち分かります。

 
 この公園を訪れたとき、辛い気持ちでいっぱいになりました。ただ、猫たちの様子から見て、今日明日の命とは思えなかったのです。どんな方がいつ餌やりをされているのか分かりませんが、少し安心、でもこれからのことを思うと、すごく不安になりました。雌猫が多かったので…。

 餌やりさんのおかげで猫たちは生きられますが、その結果、猫嫌いを増やす事にもなりかねません。

 避妊・去勢…さわちゃんのお母さんがまだなのです。一日も早く捕獲して、手術をしたいのですが、餌やりさんのおかげ(?)でお腹がすいていないので、捕獲器に入ってくれません。餌やりを中止してもらいたくて、餌やりさんと何とか連絡をつけようと頑張っているのですが、それもうまくいっていない状況です。

 今は餌やりさんに感謝したい気持ちと恨めしい気持ちと、両方ですi-229
2012/02/04(土) 13:04 | URL | マネージャーJ #-[ 編集]
いや、餌やりをするならあなたが飼いなさいよ
車のボンネットに乗って傷が付いたりするし、糞尿をそこら辺でやって臭いんだよ
餌をやれば増えるに決まってる
冬を越せない→自然の淘汰だろ
野良には野良の世界がある、一度捨てたのは確かに人のエゴだがさらに、エゴによる死を増やすつもりか?
かわいそうって思うなら最後まで面倒みろよ、中途半端な自己満足で周辺住民に迷惑をかけるなら、捕獲して保健所送りにされても文句言えないだろ
2012/12/03(月) 11:58 | URL | あ #-[ 編集]
「人間のエゴ」と言っている、あなたのような考えこそが人間のエゴそのものです。人間が迷惑しているように、猫や野生の動物も迷惑してるんですよ。地球は人間だけのものじゃないです。「自分の土地」と言ってるのは、人間の勝手です。猫には関係ありません。

どうしてもっと大らかな優しい心になれないのでしょうか?色んな命と共存すればいいのです。お互いの迷惑をかけ合いながらでも、多少我慢しながら、生きていくしかありません。そう思いませんか?


2013/02/13(水) 19:44 | URL | 生物大好き #-[ 編集]
今、猫屋敷の隣に住み始め悩んでいる者です。悩む前は、猫は可愛いと思ってました。憎むべきは、無責任な餌やり老夫婦ですが、糞尿、いたずら、子供のアレルギーを考えると実行犯的な猫にも怒りの鉾先がいきます。様々ためしました、費用もかかりました。敷地内にきたら水鉄砲で追い払いました。でも、増える一方。18匹。自治会でも地域猫案がありましたが去勢等の費用は皆さん出し渋ります。餌やり夫婦の今までの態度も原因です。私はこれ以上増えると、敷地内に毒餌や捕獲して保健所をすると思います。本当は嫌です、でも繁殖が怖いです。自費で全て対象する程、優しい人間ではありません。ニンゲンのエゴだと思うので、解決してもうしろめたさは残るでしょう。車で引かて死んでいるのを見て、可哀想と思う反面少しホッとする自分は病んできたような気がします。
無責任な餌やりは虐待を生むだけというのは痛感します。
ブロ主さんだったら私の状況はどのように対処しますか?
高額宝くじでもあたれば、引っ越し?もしくは全去勢避妊手術したいところです。お金が解決と言うのもあさましいけど、本音ですわ。
2013/04/05(金) 20:38 | URL | White leaf #rOrHrMWE[ 編集]
White leaf 様

 コメント拝見しました。ご心中お察しします。猫のことを「実行犯」と言われるあたり、相当な怒りや憎しみさえ感じます。

 「猫屋敷」ということですが、猫たちは家の中ではなく、外にいるんですね。

 どちらにお住まいか分かりませんが、一般的に高齢者の方は昔ながらの飼い方をされる方が多いように思います。曰く「猫は家の外と中を自由に行き来させた方がよい」「避妊去勢は必要ない」「生まれたら捨てるなり保健所に持ち込めばいい」など等。

 この考え方が今の殺処分や虐殺等、不幸な猫を増やしている元凶だと思います。

 お怒りは誠にごもっともです。ただ、願わくば毒殺や処分のための捕獲はご勘弁いただけないでしょうか。


 そのご夫婦の人柄や地域の動物管理(愛護)センターの考え方などにもよると思いますが、もし私だったら、まず地区の自治会長さんと一緒に動物管理センターに行って相談した上で老夫婦と直接話します。


 いかに住民の方が困っているか、毒殺を考えるほど窮していること、避妊去勢をしないまま餌やりを続けていけば、猫たちはネズミ算的に増え続け、命を落とす不幸な猫が増えるだけであること。こんな事例は日本中にあって、各地で問題になっていることなどをセンターの職員さんなり、専門の方に説明してもらいます。

 これを老夫婦が理解しない限り、仮に地域の方やWhite leafさんが費用を捻出して避妊去勢手術を施したとしても、問題は解決されないと思います。


 現場の状況や老夫婦のことを知らない者が何を無責任なことを言うと思われるかもしれませんが、猫達は捨てられ、ただ生きているだけなのです。「実行犯」の犯行も、ただ生きるための生物の営みです。どうか怒りの矛先を猫たちに向けるのはお許しいただけないでしょうか。
2013/04/06(土) 12:19 | URL | マネージャーJ #-[ 編集]
ヘビィな内容にコメ&アドバイスありがとうございます。

自治会+第三者(愛護センター)を交え説明するのは良いですね。今まで自治会と当事者のみの話し合いで状況がかわらなかったようなので。私も今年は自治会の役なので頑張ります。

奥さん側に多少精神疾患があるらしいのがネックです。旦那様は状況は理解されているようですが…

猫は、飢えているのは明白でその気になれば殺めることは簡単だと思います。近所でも、悩まされた結果の穏やかでは無い話を聞きます。
良心の呵責と理性vsアレルギーの子供と糞害、敷地内への侵入が気になり、葛藤する精神衛生上よくない一年を過ごしておりました。

そんなせいか、ブロ主さんの最後の下りは中々頷けない、理想と現実みたいなところは正直あります。

夫婦に理解してもらい地域猫化で、猫は雌だけでも手術、餌やりは子孫無しと手術費用一部負担、自治会は数年の我慢と手術費用一部負担で痛み分けする形で解決したいですな。どうですかね?

長々とすみませんでした。
2013/04/08(月) 21:24 | URL | White leaf #-[ 編集]
White leaf 様

 これまで散々な目にあってこられたWhite leafさんにとって、私の言葉など本当に理想論にすぎないと思われるのは無理もないことです。

 にも係わらず、猫たちに対して寛大な結論を出してくださってありがたく思います。

 どちらにお住まいか分かりませんが、自治体によっては地域猫の手術費用に補助を出すところもありますし、もし神奈川県にお住まいならTNR日本福祉病院があります。

 病院によっては、ノラ猫の手術ということで2匹目、3匹目と費用を安くしてくれるところもあると思います。私が以前相談したこちらの先生はそうでした。事前に問い合わせなさってみてください。

 慣れていれば簡単に病院へ連れて行けるでしょうが、もし慣れていなければ、捕獲器を使って捕獲することになります。

 やはりお住いの地域の動物管理(愛護)センターの方か、TNRに詳しい方との連携は必須でしょう。

 大変なことがたくさんあると思いますが、少なくとも事態の改善に向かう建設的なご苦労だと思います。

 ノラ猫の寿命は3~4年と言われています。どうか、避妊去勢手術を済ませた猫たちの一代限りの命を見守ってやってください。


 私のブログを読んでコメントを送ってくださって、ありがとうございました。
2013/04/09(火) 10:45 | URL | マネージャーJ #-[ 編集]
人間って本当に勝手ですね。
地球規模で考えると、人間ほど害のある生物はいないでしょう。

何様のつもりなんでしょうね

人間こそ淘汰されるべきだと思います
2014/03/06(木) 00:39 | URL | #-[ 編集]
動物達の現実を知れば知るほど人間が嫌になります。

いつか人間は地球から手痛いしっぺ返しを受けるかもしれません。

でも、動物たちを救えるのも人間しかいないんですよね。

どうぞ命の重さを伝える活動にご理解、ご協力をお願いします。

コメントありがとうございました。
2014/03/06(木) 16:08 | URL | マネージャーJ #-[ 編集]
生命の平等云々の前に目の前の糞尿被害について考えていただきたいのですが、、、、
なぜに耐えることを強いられ続けなければならないのですが。
本当、糞尿がすべてですよ、非情を批判するならどうにかしてくださいよ。できないなら駆除にも反対しないでくださいよ。猫が目につくだけで不快なんて人はそうそういませんよ。
2014/09/19(金) 13:54 | URL | twk #-[ 編集]
twk様

 文面からお察しするに、かなり嫌な思いをなさっておいでのようですね。相当な被害を被っておいでなのでしょう。

 でも、残念ですが、私がtwkさんの糞害を解決することはできません。

 こちらにブログにお越しいただきましたので、私の意見を述べさせていただきますね。

 私は糞尿の被害に耐えなければならないなどとは全く思っていませんし、むしろ積極的に解決するべきだと思います。

 ただ、一般的に言われる「猫害」は人と猫の問題ではなく、人と人の問題だと思います。害の元になっている猫には飼い主さんや餌やりさんがいるはずだからです。そして、もっとも憎むべきは猫を捨てた犯人。

 twkさんが向き合うべきは、猫ではなく、その人たちではないでしょうか。

 完全室内飼いもしないで飼育している飼い主さん、自分の楽しみだけのために清掃など全くせず餌だけを与え続けている餌やりさんが問題です。

 猫は決してそこにいたくているわけではありません。捨てられてただ懸命に生きているだけなのに、生きることも許されないのでしょうか。

 twkさんのお怒りのご様子から察して、糞害をこうむっているのはお一人だけではないと思います。ご近所の方々と相談して、餌やりさんや外飼いされている飼い主さんにきちんと苦情を伝えられてはいかがですか。

 それが難しいようなら、地域の保健所や動物管理センターに相談するという方法もあると思います。

 積もり積もった糞害にお怒りの感情はごもっともですが、“駆除”したり、怒りをどこかにぶつけても解決することではないと思います。

 
2014/09/20(土) 11:52 | URL | マネージャーJ #-[ 編集]
心ある人は、餌を上げてほしいと願っています、6尾去勢をしました、わたしは、かんずめ、ウインナ-ミルクを上げています
2015/03/15(日) 21:45 | URL | かぐら #-[ 編集]
猫を捨てるのも悪いが
猫に同情したりして
無責任な餌やりをもっと
避難するべきでは?
そのお掛けで被害拡大してるんてすから。
餌やりしなければ、勝手に広い縄張りを
求めて単独行動をするんですから。
餌やりするから、狭い地域に
猫が密集するし被害がふえるんです。
後、地球は人間だけの物ではないとか
いった方。
あなたの発言は地球の生態系や
食物連鎖を全否定する無知な
発言ですよ。
そう言う発言をする
貴方こそがエゴイストかと
思いますよ。(笑)
猫の生きる権利とかを言うならば
キャットフードの原料の動物だって
逃げる権利や生きる権利が
有ると思うのですが?
全ての生き物が平等ならば
最終的には全て即死と
言ってるような事と同じ
発言をしてるんですよ。
2015/06/04(木) 13:27 | URL | R・I #eqAT2Hz2[ 編集]
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