FIPという病気に思うこと。

久留米市初の猫カフェNha Con Meoのブログ。猫と出合って、触れ合って、幸せになれる猫カフェです。里親募集も。
2016/10/25(火)
Nha Con Meoからのお知らせとお願い



 ★☆★フードメニューにつきまして


 大人気のベトナム料理ですが、なかなかご用意できず、申し訳ございません。

 今後は、季節限定にするなりして、皆さんが召し上がれるようにきちんと準備したいと思っています。

 ご提供できるようになりましたら改めてお知らせいたしますので、どうぞ宜しくお願い致します。




 ★☆★靴下の着用につきまして(=^・^=)★☆★

 Nha Con Meo&くるめ猫部屋では靴を脱いで入室いただいておりますが、その際、衛生上の理由により、靴下の着用をお願いしております。素足でのご入室はできませんので、どうぞ、ご理解・ご協力いただきますようお願い申し上げます。



  ★☆★11月の営業につきまして★☆★

 22日(火)は臨時休業致します。また、27日(日)は16時に閉店いたします。

 お客様にはご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願いします。



 〇〇2号店くるめ猫部屋 ブログ開設のお知らせ〇〇

 この度、くるめ猫部屋の専用ブログを開設しました。いろいろなお知らせはこちらでご覧いだたけますので、ぜひご訪問くださいませ(=^・^=)。

  FBページはこちら(#^.^#)。



 みなさん、こんにちは。


 今回は、先日亡くなった福を苦しめつづけたFIPについて、少し思うことを書かせていただきたいと思います。


 FIPで苦しんでいる猫さんと飼い主さんにとって、何かヒントになることがあれば幸いです。

 
 ※あくまで私の経験談と感じたことです。医学的なことは必ず専門の獣医にご相談ください。

 
 最初にFIP…猫伝染性腹膜炎という病気に“遭遇”したのは2015年の1月。

 もちろん猫カフェを開業する前に一通り猫の病気については勉強していましたが、珍しい病気だと聞いていましたし、猫エイズや白血病ほど意識したことはありませんでした。

 しかし、あれから4年近くたって思うのは、検査で感染の有無がチェックできる猫エイズや白血病よりはたちが悪いのかなということです。


 この4年でエイズの猫に関わったのは2匹…1匹は未発症、もう1匹は他の病気で亡くなりました…で、白血病に至っては、いまだに“ご縁”がありません。 

 一方、FIPは直接見送ったのが2匹、関わった猫が発症したのが3匹、すべて虹の橋を渡ってしまいました。

 悲しいことですが、どうやら病気とも“ご縁”があるようです。

 
 まず最初に思うのは、「猫伝染性腹膜炎」という名前。

 すごく紛らわしいなぁと思います。

 この病気については、分かっていないことが多いようで、獣医さんによっても「同居猫にはうつらない」という方と、「うつるからお世話は手袋でして完全隔離すること」と厳しく指導される方がいらっしゃいます。

 私がお世話になった先生、最初のかかりつけの先生も「うつらない」とおっしゃっていましたし、今のかかりつけの先生も「FIPの権威の先生の講演を聞いたけれど、うつらないという話だった」と言われていました。

 私もうつらないと感じています。

 兄弟猫が発症しても、残った猫はピンピンしています。


 その紛らわしい名前は、「新入りが入ると先住猫が発症したことから、新入りがウイルスを持ってきて先住猫に感染させたと思われたことからついた」と聞いたことがあります。

 よく分からないうちにつけられた名前のようです。



 FIPについて調べるとたいていこんなことが描かれています。


 「FIPは、どこにでもある弱毒性のコロナウイルスが、猫の体内で何かが引き金になって強毒性のFIPウイルスに突然変異することで発症する」と。


 確かに、福は自由にのびのび暮らしていたのに突然保健所に持ちこまれ、閉鎖された多頭の空間に閉じ込められたことがその引き金だったのだろうと思います。

 でも、他の猫たちには全くその“引き金”に心当たりがありません。

 先住猫や兄弟猫たちと幸せに暮らしていただけなのに。

 要するに、今は原因が分からないということなんだろうと思います。


 
 そして、この病気がたちが悪いと思うのは、感染の有無を事前にチェックできないことです。


 たいていの病院でFIPが疑われたら、「抗体価検査」というのをされると思うのですが、その検査では、突然変異する前のコロナウイルスに対する抗体ができているのか、強毒性のFIPウイルスに対する抗体なのか、その区別はつきません。

 高い数値が出ても発症せず長生きしている猫さんもいるようですし。


 つまりは、症状から判断するしかないのですが、はっきり診断がつくほどの段階になったら、もうそんなに長い時間は残されていないと思います。


 福は、首のリンパが腫れていましたが、いたって元気でした。

 私が見送った子猫も、まったく元気でしたが、一つだけ気になったことがありました。


 何となく成長が遅い。

  
 実は、この話を他のボランティアさんからも聞いたことがあったので、“なんか小さい”と思った子猫を、“念の為”に病院に連れて行ったのです。

 ただ、いつも完食していた餌を、ほんの少しだけ残すようになったということはありましたが。

 最初は先生も特に気にしなくていいんじゃないかと言われましたが、腹部エコーで見たところ、リンパの腫れが確認されました。

 それだけで、本当に元気だったんです。

 その子はその日から1か月も経たないうちに虹の橋を渡りました。


 目の症状(ブドウ膜炎)が現れる子もいるようですし、食欲不振や貧血が見られる子もいるみたいです。


 欧米などでは、FIPと診断されたら、どんなに元気でも安楽死を選択するよう勧められるのだそうです。

 
 症状もいろいろで、福は胸に水がたまっていましたが、私が亡くした子猫は腹水がたまっていました。

 水がたまらないタイプもあります。


 いずれにしても治療はとても厳しいです。


 ある先生はインターフェロンで治療されました。

 最初は内服で、そして腕に注射で。最後は腹水がたまっているお腹に直接。

 ほとんど毎日打ちに行きましたが、よくなっている実感は全くありませんでした。

 打たなければもっと悪くなっていたのでしょう。


 食欲も全くなくなり、強制給餌する方もされる側も辛いものでした。

 最後は激しく吐血して亡くなりました。とても辛く、悲しい最期でした。



 ある先生はステロイドを使われました。

 これだと食欲が持続します。

 生き物にとって食欲があること、好きなものを食べられることは、生きる意味の一つではないかと思います。

 実際に福は4年近くステロイドを服用しました。

 この間、福は食べるのが大好きで、フードだけではなく、台所に置いていた生野菜までかじっていました(^_^;)。

 それはそれで辛い日々だったと思いますが。

    
 そもそも、ステロイドは長く使いたい薬ではありませんが、今のところFIPを発症したら残されている時間はあまりないので、私は使ってもいいのではないかと思いました。

 別のステロイドを使った子猫は、亡くなる直前まで食欲があったそうです。

 私が亡くした子は、すっかり食べられなくなっていましたから、本当に辛かったです。


 FIPという病気は本当に厳しい病気ですが、福のように4年近く生きた例もあります。

 福は、FIPではなく、ステロイドの副作用で発症した糖尿病と膵炎で亡くなってしまいました。

 糖尿病の治療にインスリンをもっと早く使っていたら、もう少し長生きできたかもしれないとも思います。

 
 有名な人気猫漫画「くるねこ」に出てくる「もんさん」もFIPでしたが、14歳まで生きました。

 
 もしこの病気になったら、治らないまでも、福やもんさんのように薬で病気と折り合いをつける「寛解」の状態まで持っていける可能性はあると思います。

 そして、「寛解」の状態を少しでも長く持続させて、猫生を楽しむことができればと思います。


 今は、ただただ、1日も早くFIPの治療法や予防法が確立されることを願ってやみません。






  では、また


 
 日々のNha Con Meoのニャンズの様子はfacebookページでもご紹介しています。



 こちらは久留米市の動物管理センターの収容状況です。飼い主さん、1日も早く迎えに行ってください。



 



 

   
 
   

 
 「預かりボランティアさん募集のお知らせ」


 1.センターに持ち込まれた乳飲み子が離乳した後、里親さんのところへ行くまでの一時預かり。

 2.外にいたら命の危機があるような子は保護せざるを得ません。そのような子に治療を受けさせる間の預かり。

 3.行き場のない猫に里親さんが見つかるまで、もしくは猫ルームに欠員が出るまでの短期~長期の預かり。

 一時消えてしまった命は2度と戻りません。

 複数の預かりさんがいれば、次の預かりさんに託すこともできます。

 どうぞ命のバトンをつなぐリレーに参加していただけませんか。詳細は4月11日の記事をご覧ください。

 預かりは登録制です。預かっていただきたい猫がいない場合もあります。

 詳細はご相談しながら決めたいと思います。

 まずはお気軽に fwnv3447@mb.infoweb.ne.jp にお問い合わせください。

 どうぞ宜しくお願いします。




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